ここでは,各分野の講義やゼミの内容を紹介しています。
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  歴史分野
  地理分野
  公民分野
  教科教育分野

入試情報

歴史分野

【大学院受験生の皆さんへ】
 歴史分野は日本史,東洋史に分かれ,日本史は河村昭一(古代・中世史),原田誠司(近世史),東洋史は松田吉郎が担当しています。授業では河村は「日本古代・中世史研究」「日本古代・中世史研究演習」,原田は「日本近世史研究」「日本近世史研究演習」,松田は「東洋史研究」「東洋史研究演習」を各々担当しています。
 さらに各教員は課題研究の授業においてゼミ生の修士論文題目の決定,作成にむけて指導しております。
 歴史学の特徴はどの分野においても史料の読解をもとに実証的に論文を作成していくことにあり,根気と時間がかかりますが,新たな歴史事実の発見があり,知的な喜びを味わうことができます。是非,この喜びを味わいたい方はおいで下さい。またゼミに所属しなくとも,歴史学に興味関心がある方はいつでも,研究室を訪問して下さい。

【学部受験生の皆さんへ】
 歴史分野は日本史,東洋史に分かれ,日本史は河村昭一(古代・中世史),原田誠司(近世史),東洋史は松田吉郎が担当しています。授業では2年次配当の「伝説と史実」は河村と松田が担当し,それ以外に「日本史概説」「日本史演習T」は河村が,「日本史特講」「日本史演習U」は原田が担当し,「外国史概説」「外国史演習T」は松田が担当しています。
 3年次よりゼミ所属が決定し,3,4年次生配当の卒業研究の授業においては,各教員はゼミ生の卒業論文題目の決定,作成にむけて指導しております。歴史学の特徴はどの分野においても史料の読解をもとに実証的に論文を作成していくことにあり,根気と時間がかかりますが,新たな歴史事実の発見があり,知的な喜びを味わうことができます。是非,この喜びを味わいたい方は所属して下さい。またゼミに所属しなくとも,歴史学に興味関心がある方はいつでも,研究室を訪問して下さい。
 

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地理分野

 地理学教室の教員は2名いて,それぞれ,人文地理,地誌を担当しています。地理学を専攻する学部学生と大学院学生との間,また,教官との間柄は親密です。
 教育言語社会棟は本学で最も大きな建物で,中国自動車道からも南望することができます。地理学教室は,その最上階7階と6階のそれぞれ西側にあります。そこには教官研究室のほか,製図室,地図情報資料室,地理実験室,地理標本室,地理・社会科教育演習室,大学院学生研究室が並んでいます。製図台,各種顕微鏡,実体鏡,粒度分析器など,ラボラトリーワークの機器や,コンピュータシステムをはじめとして,スキャナ,ディジタイザ,プリンタなどの図形入出力装置が設置されています。また,ネットワーク環境も充実していて,学内サーバに接続して統計パッケージを利用したり,学外のインターネットの様々なリソースにアクセスすることも日常的です。
 大学院には,小・中・高の現職教員の方たちのほか,ストレートマスターと通称している,各大学の学部から直接入学してきた若者たちもいます。学部学生の多くは小学校教員志望ですが,難関を突破して中・高の先生になった先輩たちも沢山います。また,情報,出版,教育サービスなどの民間企業に入社して,能力を発揮している卒業・修了生もいます。いずれも,地理学教室で習得したことを十分に活かして自己実現をはかるとともに,ソフト化社会,情報化社会の一翼を担ってくれているものと,喜ばしい限りでです。
 播州平野東部の加古川中流域に立地する広々としたキャンパスは,緑の丘陵と田園に囲まれ,恵まれた自然環境の中にあります。その一方で,京都,大阪,神戸,姫路といった西南日本の大都市とも,それぞれ車で1時間前後の距離にあり,気軽に出かけることができます。その意味では,時空間シェアリングによって,都市と農村の両方を体験したり観察したりすることのできる恰好の場所といえるでしょう。

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公民分野

 大学院においては,本学の理念に従って,学校教育の背景となる文化,社会制度,地域社会,社会集団そして個人の社会行動と価値観などを中心に研究を進めます。
 大学院の学生指導,特に論文作成においては,課題研究やゼミを通してテーマに沿って収集した文献を中心に,理論的研鑽を積むとともに,フィールドワークによる実態調査を含めた研究方法を教授しています。
 また修士論文の動向としては,教員の専攻分野が多様であるので,修士論文もまた多彩ですが,政治学では政治思想史,特に大正・昭和期の政党史・同和教育史,経済学では現代日本経済論,社会学では地域社会,そしてグローバリゼーション,哲学では西洋を中心とする諸思想がテーマとして取り上げられています。
 学部の公民分野では本学の目指す初等教員養成のために必要となる社会のしくみとはたらき,人間の価値観と行動などを中心に,三年次からそれぞれ,政治学・経済学・社会学・哲学のゼミナールに属して研究を進めます。
 学部の学生指導はゼミナールや卒業研究を通じておこないます。ゼミでは各自設定したテーマに従って収集した文献をもとに理論的研鑽を積むとともに,実証資料の収集・分析の方法や実態調査の研究方法を教授しています。また卒業論文は,教官の専攻分野が多種多様であり,間口が広いのが特徴で,論文テーマも多彩となっています。政治学では選挙など政治学に属する研究と幕末維新以後の日本政治史に関する研究,経済学では日本経済の現状について認識を深める研究,社会学では異文化理解などの研究,哲学では近現代の西洋哲学をはじめ身近な生活の営みから発せられる疑問などをテーマとして取り上げています。

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教科教育分野

 教科教育分野では,「何のために,何を,どのように教えるのか」という教科の目的・内容・方法について研究しています。この専門領域は,社会科教育学と総称されています。そして,学校教育における社会系関連教科(例えば,日本の学校教育では社会科・生活科・地理歴史科・公民科の教科です。)の教科課程と授業を研究対象として民主主義社会を担う児童・生徒の社会的資質形成の理論的・実践的研究を行っています。研究方法としては,教科課程,年間指導計画,単元計画,授業の内容構成,授業の指導方法,教科書を含む教材・教具,授業実践行為などの教育事実を確定し,それらの事実を生み出している規則性や法則などの理論を解明する方法と解明された理論に基づいて教育事実を開発する研究があります。
 修士論文の内容は,市民的資質や社会認識の形成を図る理論研究,社会科の教科課程や地理・歴史・公民分野の内容構成の研究,教科課程,単元,授業,教材・教具の開発研究,意思決定・ディベートなどの学習方法研究,新学力観に基づく評価研究,外国の社会科研究など多岐にわたっています。

 

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